ハイエンドマウスを買ってみた
ミニ四駆ネタはさておき、
パソコンのグレードアップの一環で、
Logicoolのm950を購入してきました。
似せて作ったのであろう、バッファローの安い無線マウスとは一味違った使い心地です。
パッケージも仰々しくてさすが1万円越えのマウスだなぁ…と感じました。
プロ用のキーボード「HHKB」を買った時にも思ったのですが、
なぜ早く導入しなかったのだろう…と後悔するほどです。
では以下レビューです。
マウスを購入しようと思っている方の参考になれば幸いです。
Darkfield Laser Tracking
ガラス製のテーブルや高光沢の表面など、通常のマウスが機能しない場所でスムーズかつ正確にマウスポインターを動かすことができます。スタバに持っていき、以前マウスが反応しなかった光沢のあるテーブルで使ってみました。
結果、バッチリ動作しました!! どういう仕組みなんでしょう?
高速スクロール機能搭載
私がこのマウスを選んだ最大の理由として、この高速スクロールがあります。
通常のスクロールと、高速スクロールを物理ボタンで切り替えられるようになっています。
数万行のプログラムソースを編集している時やエクセルやブラウザ等の行数が多いものを閲覧しているとき、
通常であればマウススクロールをカリカリと何度も回すのですが、
この高速スクロールモードにすると、一度のスクロールだけで後は惰性でスクロールボタンが
クルクル~と回り続けます。これはとても便利!これだけでも買った甲斐がありました。
4個のマクロボタン
後述するLogicool製のマウス設定ソフト「SetPoint」で、4つのボタンをカスタマイズできます。
愛用しているキーボード「HHKB PRO」はファンクションキーが押しにくいのが欠点ですが
開発でよく使う「F9」と「F8」をマウスボタンに割り当てて利用することで
快適に仕事ができるようになりました。
ほかにも「全ウィンドウの表示機能」や、ショートカットキーを登録できます。
充電式
電池ボックスには”エネループ”が入っており、付属のUSBケーブルで充電して
使うタイプになっています。また、通常の単三電池でも駆動するようになっているので
急なバッテリー切れでも安心です。
リチウムバッテリーだと経年劣化がありますが、エネループはコンビニでも買えますので
何年でも使えそうですね!よく考えられていると思います。
付属のUSBケーブルを繋げたままの操作ももちろん可能です。
Unifyingレシーバー
これは、一つのレシーバーで最大6台までデバイスを無線接続できます。
僕には無用の長物でしたが、Logicool製のキーボードなどを接続する場合、
USB回りがスッキリしそうですね。
また、Logicool独自の通信方式ですので他社製品の接続には利用できません。
手になじむ右手用のフォルム
マットな質感で、安物のそれとは一味違います。
何時間触っていても疲れることはなさそうです。
親指付近のゴムパッドのようなものは、耐久性がちょっと心配です。
ボロボロになりそう…な予感もします。
やや大きめのマウスですので、手が小さい人には使いにくいかもしれません。
全力で褒めちぎるのもアレなので、少し気になった点を。
マウスの無線レシーバーをパソコンに挿して、マウスの電源を入れると
ドライバが自動でインストールされ、すでに使える状態なのですが、
マウスのボタンにキーを割り当てるには
SetPointというアプリケーションをインストールする必要があります。
付属のCDからインストールできるとありますが、
Windows 8.1 Pro 64bit では正常にインストールできません。
セットアップすると「インストールされました」と出ますが、
どこにもインストールされませんし、当然ショートカットもありません。
ということで、SetPointをダウンロードできるサイトから
64bit版をダウンロードしてセットアップしないといけません。
http://www.logicool.co.jp/ja-jp/support/3131?section=downloads&osid=23&bit=64
しかも、スマートインストーラーというものもダウンロードできますが
こちらもインストールできませんので注意が必要です。
ちょっとだけ不親切かな…と思いました。
まとめ
いままでマウスというものに全く拘りはなかったのですが、
やはり長時間使うもの、ましてや仕事道具となれば手になじむものを
選びたいものです。
全てにおいて、安いものよりも高いものが良いとは言えませんが、
「安いものにはワケがあり、高いものにはワケがある。
そして無料のものには”人には言えないワケ”がある。」
というのは大体当てはまっているのではないでしょうか。
調査して、自分に合った環境を整える努力は
決して無駄にならないのだと思いました。
たかがマウス、されどマウスです。
その証拠に、日本では「マウス症候群」アメリカでは「反復性ストレス障害」と呼ばれる
病気があります。長時間パソコンを触る仕事をしている方に多い病気です。
不自然な体勢で同じ動作を繰返し行うことによる過負荷が原因なのですが、
姿勢などもさることながら、自分の体に合わないものを利用していることが原因でもあります。
肩こりが酷いなぁ…パソコンをしていると頭痛がする…などと
悩んでいる方は、一度自分の環境を見直されてはいかがでしょうか。
もしかしたら、そのマウスに原因があるかもしれませんよ(^-^)